2011年12月2日金曜日

皆さんの小さな手の働きは、神と人に知られている。

このブログを立ち上げてどれくらいたったでしょうか。数日前、何気なく統計を調べたところ、カウント数は、ブログとしては人気タレントなどのブログにはほど遠いとは思いましたが、アメリカ、ドイツ、ロシア、オーストラリヤ、ブラジル、シンガポールからのアクセスがありました。ちょうど、そのようなことをイザヤ58ネットのスタッフに報告したところ、おりかえし、仲間からメールがきました。
そのスタッフの手元に巡り巡って一通のハガキが来たのです。そのハガキはシンガポール
からのハガキです。それを全文紹介したいと思います。実名は控えさせていただきイニシャルで紹介します。
<ハガキの原文>
前略
東日本大震災におきまして、私の郷里である宮城県南三陸町に数次に亘り支援活動にお越しいただき誠にありがとうございます。実家が志津川大森地区にいる母が「キリストさん(母が言っていました)にはとても助けられた」と聞き、そちら様のブログに辿り着き遅ればせながら御礼のご挨拶を書かせていただいた次第です。
震災から7か月余りたちました。9月帰省時は4月帰省時と比較してみると瓦礫はかなり片付けられましたし、店舗も少しずつ再開していたりそれなりに改善しているものの基本インフラ(道路、港湾他)の再整備は手つかずの状態です。
復興への道のりはまだ長そうですが、どうか温かい眼差しで見守り頂ければ幸いです。佛教徒故、神の御加護等言える立場にはありませんが、本当に感謝しております。晩秋の候 何卒ご自愛下さいませ。
平成23年10月29日 シンガポールより感謝をこめて (H・S氏)


 大森地区は、仙台SBSが事前に調査をして、地元の方々と連絡をとりコーディネートしてくださり、イザヤ58ネットが物資支援や、バーベキューなどに関わらせていただきました。
 多くの被災地でも「キリストさんに助けられた」という声があると聞きます。しかし、実際にこのようなお手紙をいただくことは、本当に感謝です。イザヤ58ネットを支えてくださる教会と皆様に感謝します。
  また南三陸町には、私たちだけでなく、様々な支援グループがそれぞれ仮設住宅の方々と関わりを持っています。私たちは、それらのグループとも連携をとりながら支援という小さな手のわざを進めていきましょう。
 「支援と宣教」は、今回の活動での私たちキリスト教会の大きなテーマでもありますが。
「宣教」「伝道」「証し」というと、言葉が伴う面がありますが、ペテロは「無言のふるまい」による異邦人である夫への証しすることをキリスト者の妻に求めております(第一ペテロ3:1~6)。
 信仰を援助の取引とするのではなく、息の長い無言の証しを通して、キリストの輝きが
周囲に広がることをまず求めていきたいと考えます。
 何よりも、大きな被災にあっている心が折れそうな被災者の傍らに立つ支援を続けていければと願っています。
 当初、大森地区は、津波で全壊した建物が少ない地域ということで、支援物資が届いていない地域でした。そこで、物資を届けることになりましたが、地域の皆さんは私たちの到着を待っていました。
7月には、大森地区の方々とバーベキューをしました。地区の集会場は津波でやられて
大勢集まる場所がないので、軒先を借りて地元の人と一緒にバーベキュウをしました。

 
11月の支援物資も届けることができました。

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