2012年12月12日水曜日

快晴なのに気温3度、寒い・・12月支援

 
前日に物資積み込みに集合した支援のエキスパートのメンバーです

12月10日(月)、イザヤ58の12月支援はクリスマスギフトを届けようという方針で、支援者の皆様に、醤油、味噌、洗濯洗剤、食器洗剤などを提供してくださったり、そのための献金をいただきました。当初、100セットを予定し、南三陸の今まで関わった仮設を訪問して渡すことが当初の計画でした。しかし、感謝なことに予定より多く準備することができ、石巻の祈りの家、また以前私たちの支援活動に、物資を提供してくれた聖協団清瀬教会の支援グループに対して、今度は彼らが支援している女川町(石巻の隣町)や石巻の被災した母子家庭や失業者の方々への食糧支援に協力することになりました。
 
到着して物資の仕分けとギフトの袋詰めをしました。

袋詰め完了、明日用においてある皆さんからのギフト
 10日の朝、佐野オリーブ教会に5名(女性1、男性1)のメンバーで集合東北自動車道に乗りましたが宇都宮を過ぎたところから雪模様になり、那須高原SAで雪の状況を聞いたところ、仙台宮城までチェーン規制ということでした。雪の降る中をトラックにチェーンを装着して、さあ、出発と本線に出たら、道路は雪はかぶっていず、かえってチェーンが切れてしまうと、また外していくというハプニングがありました。結局仙台の目的地まで、快晴の中(それでも気温1度)を仙台バプテスト神学校に予定通りつくことができました。
大上坊地区芋煮会
 すぐ物資をクリスマスギフト用に袋詰めをし数を確認しました。本当に多くの方々が提供してくださったおかげで、またスタッフが準備よく、ギフト用の袋を用意してくれましたのでスムーズの物資の仕分けを確認できました。また、今回、佐野オリーブ教会のW兄から自分の畑でできたネギを80キロ提供してくれましたので、これを石巻地区に提供使用と決めました。
12月11日は、南三陸の大上坊地区での地区のみなさんとの芋煮会をることになっていて、朝8時に出発し、南三陸にむかいました。
 大上坊は、海から離れた谷間を、車1台がやっと通れる、山間部の農家の方々が住んでいる地区です。震災時は、それでも、その谷間まで津波がよし寄せ、まさかここまでと思っていた住民8人が犠牲になったそうです。
牛肉たっぷりの山形名物芋煮です。とてもいい評判です
メンバーによるクリスマス賛美・・・結構上手でした。
 しかし、高台の多くの家は直接的な家屋の被害がなく、逆に、被災者たちを受け入れ、かれらの地区の集会所(大上坊契約生活センター<ここにも講がでてきます>)を避難所として提供したのですが、自分たちは家屋が無事であると言うことで、逆に支援がなく、自分たちの食べるものもなくなってしまうという困窮に遭遇したそうです。イザヤ58は仙台SBSからの要請で、そこにも物資やチームを派遣して支援活動に関わらせていただいてきました。 
 楽しい、芋煮会で、地区の人25名ほどが集まり、歓談と私たちメンバーが「きよしこの夜」の合唱をしたりして楽しい時をもたせていただき、そしてクリスマスギフトを渡すことができました。

大久保仮設訪問
 楽しい芋煮会を終了した後、私たちは海岸側の「大久保仮設」を訪問しました。ここは20世帯ほどの仮設で、狭い山間の住宅地の空き地に作られた仮設です。仮設の中では遅く開設されたところで、集会場が当初なく、今年の夏前にやっと集会場が建てられたそうです。そのスペースがないような狭い土地のように思われました。
自治会長さんの案内で一軒一軒、訪問してギフトを渡しました。

 ここでは、自治会長さんの案内で、一軒一軒にクリスマスギフトを届けましたが、仕事で留守が多いのですが、鍵はかけていずに、自治会長さんが声をかけ返事がないところは、戸を開けて置いておきました。声をかけて返事があっても、お年寄りは足が弱いので玄関にでるのに時間がかかる中、そのような方たちには声かけができました。

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